会報「欅」17号

会報「欅」17号  20250823

福島同窓会会員の皆様
放送大学福島同窓会会長 西村洋文

 皆様にはいつも同窓会の運営にご支援・ご協力をいただき、ありがとうございます。 また福島学習センターからも日頃からご支援を賜り、感謝を申し上げます。
 今年度残りの同窓会運営は、昨年度と同様会員相互の親睦を図るため、健康管理に十分注意を払いながら皆様参加型の各種事業を計画しております。
 具体的には、一昨年度から開催して好評であった『芋煮会・バーベキュー』を今年度も行います。 今年度も鍋奉行やシェフに大いに期待できますので、ご家族・ご友人を含めた多数の方々の参加をお願いいたします。
また、猪苗代湖とその周辺の水質調査については継続的に実施しており、その調査結果は毎年猪苗代町で開催される福島県主催の『猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全フォーラム』において、関係団体と共に発表します。
 このほか、福島学習センターのサークルの一つである『会津学知会』との共催で、東日本大震災復興調査・会津歴史散策・ミニ講演会を行います。 これらについては関連記事がありますのでご覧いただくとともに、皆さまの参加をお願いいたします。
 同窓会役員相互では、同窓会の適切な運営を図るため、不定期ではありますが対面による役員会開催やインターネットを活用した情報交換を行っております。
 他県同窓会との関係では、9月に山形県で開催される『東北・北海道地区同窓会交流会』に今年度は4名参加し、より良い同窓会運営のための意見交換を行います。  全国の各同窓会が会員となっている同窓会連合会では、定期的に対面方式やインターネット(ZOOM)を使った役員会議が行われ、連合会の運営などについて協議しております。 連合会では、各同窓会運営の維持や発展を図る一環として助成金制度が設けられており、福島同窓会では、昨年度は水質調査で得られた膨大な写真データなどの保存などに使用するための外部記録装置(SSD)の購入に活用しました。今年度もこの制度を活用すべく検討を進めております。
 今年度、福島同窓会ではホームページ(以下HP)を開設いたしました。
 HP開設の目的は、同窓会の活動やお知らせなどを適宜お伝えすると共に、会員相互間の交流をより深めることとしております。 HPには同窓会の活動状況などを随時掲載する予定ですが、会員皆様からの投稿も歓迎しますので、ご協力をよろしくお願いいたします。 HPはインターネットで『放送大学福島同窓会』と入力するとご覧になれます。 HP開設に当たっては、同窓会役員の皆様には大変お世話になりました。特に広報担当にはHPの制作を担っていただくなど、感謝を申し上げます。
 今後、皆様のご協力を頂きながらHPを充実させていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 福島同窓会は皆様の同窓会です。 今後もより良い運営を図っていきたいと考えておりますので、皆様のご支援・ご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 
 残暑厳しい現状ではありますが、皆様お身体に充分ご留意のうえお過ごしくださいませ。

今後の行事予定について
今後の4行事について、下記の通り実施致します。この内(1)~(3)行事は会津学知会との共催行事です。つきましては行事への参加・不参加についてご検討いただき、同封の葉書にて期日までに事務局あてにご回答いただければ幸いです。今後とも、会津学知会との協調を進めて参りますので、皆様のご支援ご協力をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
                  記
1.行事への参加・不参加
同封の葉書に記入の上、9月12日までに福島同窓会事務局 佐藤事務局長宛にお送りください。

2.行事の各内容

(1) 浜通りフィールドワーク(9/21の10時迄大熊町のJR大野駅前集合)

・大熊町の産業交流施設CREVA(クレバ)おおくま研修
現地では、大熊町の玄関口・JR大野駅前に3月15日開館した産業 交流施設「CREVA(クレバ)おおくま」を見学し復興状況の確認をする。
・ 施設内には、中間貯蔵事業情報センター(環境省)があり、情報発信の内容として東京電力福島第一原子力発電所の事故により影響を受けた環境を再生するための取組みを紹介中。展示では、中間貯蔵施設(大熊町の別箇所)の中にいるような体感ができるバーチャルシアター等を通じて事業や福島の復興、地元の皆さまの想いや県外最終処分に向けた取組について学ぶ。 
・ この他の施設としては、コンビニや飲食店が並ぶ商業施設「クマSUNテラス」もあり、オープン目的とし生活の利便性向上、新しいビジネスが生まれる拠点への期待、住民同士や町外から足を運ぶ人との交流の拠点等があることから併せて見学する。

東京電力廃炉資料館 現地研修
館は、東京電力が運営している施設で目標を内外の皆様に向け「原子力事故の事実を後世に伝え、長期にわたる廃炉事業の全容を見える化」し、人々の安心に向けた取組を行っている。

いわき・ら・ら・ミュウの2階、ライブいわきミュウじあむに設置した「3.11いわきの東日本大震災展」
「3.11いわきの東日本大震災展」では、震災時にいわき市で何があったのかをパネルや映像で展示している。  震災被害復興中の浜通りに対する地域貢献では、いわき・ら・ら・ミュウ施設内に多くのお土産店や飲食店もあるので、地元の魅力に触れながら震災復興応援する気持ちを具体的に表すため、いわき市や福島県の物産を購入したり食べたりする場とする。             


(2)歴史散策(会津若松)    10/19の9時迄に福島県立博物館駐車場集合

鶴ヶ城本丸

戊辰戦争 会津の娘子軍  烈士 中野竹子 (20歳)
8月25日、中野竹子を始めと する婦女隊が「涙橋」で新政府軍と交戦した。敵弾が飛び 交う中で切り進むが、銃弾を頭に受けて戦死。敵に首級与えることを潔しとしなかったので、母こう子と妹優子は敵を薙ぎ払って駆け寄り、涙を振るって竹子を介錯し、彼女の首を回収した。首級は後に母親こう子または農民の手により会津坂下町の法界寺に埋葬された。享年は20(諸説あり)

神指城
慶長3年(1598)越後から会津(120万石)へ移封された上杉景勝が、家来の直江兼続に命じ築かせた日本有数の規模を持つ平城。
慶長5年(1600)3月18日から築城開始。領内から12万人を動員し、東山町慶山から石を運び本丸に石垣を築き、町割り迄計画した。しかし、徳川家康の上杉討伐令により、6月10日で工事中止した。天守閣は着工できず。
面積は鶴ヶ城の2倍(55ヘクタール)で形は広島城に似た「四」字型をした城郭であった。慶長6年(1601)に上杉氏は、米沢30万石へ移封となり、城は破壊され、更に寛永16年(1639)領主加藤氏が石垣を全て、鶴ヶ城に運ぶように命じ城は廃墟となった。


(3)ミニ講演会(会津若松)

11/16の12時半開場(会津稽古堂3階) 13時から15時まで
講師 : 会津若松市地域教育コーディネーター 成田 正良様

テーマ : 会津藩主保科正之。三代将軍徳川家光の異母弟。ならぬことはならぬに代表される会津の礎を造った殿様の生き方に学ぶ。
 < 略 歴 >
20歳の時に養父・正光のあとを継ぎ高遠藩3万石藩主となり左近衛中将兼肥後守に叙任
兄である3代将軍・家光は正之の才能と勤勉さを愛し、25歳の時に出羽山形藩20万石を授ける。
32歳で会津藩23万石の大大名へ取り立てられ、この頃から会津中将と呼ばれるようになる。
< 業 績 >
1. 将軍の子として生まれ、会津藩の礎を築いた藩祖
2. 日本初の年金制度を作った
3.謙虚な姿勢が兄の家光を認めさせた
4.民のための政治を行った         出展 : 歴史上の人物.comより


(4)バーベキューと芋煮の会

開催日時  令和7年10月5日(日)午前10時~午後2時
       午前9時30分より入場できます
開催場所  四季の里『緑水苑』
郡山市喜久田町堀之内赤津(五百川沿い)
東北自動車道郡山ICから車で約10分
 参加費用  3,100円(入園料、バーベキューセット)

芋煮会は、深まる秋の紅葉を愛でながら芋煮やバーベキューを楽しみ、会員相互の交流や懇親を深めることを目的としています。
ご家族や友人の参加も大歓迎です。


3. 各行事問合せ
行事(1)~(3)
会津学知会事務局   庄司 利則
           
行事(4)
福島同窓会事務局  佐藤 修
           


放送大学では令和7(2025)年10月入学生募集中 インターネット出願期間
第1回:R7(2025)年6月10日(火)9時~R7(2025)年8月29日(金)24時
第2回:R7(2025)年8月30日(土)0時~R7(2025)年9月11日(木)17時


(編集後記)
放送大学福島同窓会のホームページを開設いたしました。
皆様からの投稿をお待ちしています。